おっさん野球ノート(元函教監督室)

元北海道教育大学函館校・硬式野球部監督のブログです。

4校合同オンライン説明会のお知らせ⚾️

いつもお世話になっております。

 

この度、同じ北海道学生野球連盟所属の北海道教育大学旭川校さん、札幌学生野球連盟所属の北海道教育大学札幌校さん、小樽商科大学さんと合同で、Zoomによる硬式野球部オンライン説明会を開催することとなりました。

 

 

 

所謂「野球推薦」が無く、大学自体の規模も大きくはない弊部では、毎年部員獲得に頭を悩ませています。

単独での説明会や出身校への挨拶など様々なやり方で募集を行ってきましたが、これまでのやり方は実質他大学とのパイの奪い合いでした。

今回の合同説明会の狙いの一つは、大学で硬式野球を続ける人口を増やすこと、パイそのものを大きくすることにあります。

この取り組みを通して「国公立大学硬式野球を継続する」選択肢の知名度を上げ、大学野球全体の人口を増やすことで結果として新入部員の数を増やしていければと考えています。

 

また先の全日本大学野球選手権での和歌山大学さんの大活躍が記憶に新しいですが、全国各地で国公立大野球部が素晴らしい結果を残しています。

北海道学生野球連盟でも、函教大・旭教大が長くⅠ部残留を決めており、「国立大も良い試合をするようになった」とお褒めの言葉を頂ける機会も増えてきました。

しかし結果だけを見れば、中々私立大学の壁を破れず5.6位に甘んじており、札幌学生野球連盟さんでもⅠ部リーグは全て私立大学という悔しい状況です。

やはり北海道の大学野球界を盛り上げていくためには、下位チームの底上げ、国公立大学勢の奮起が不可欠です。

グラウンド内では倒すべき敵同士ですが、一歩外に出れば「打倒私立」で今後協力出来る所はしていこうと、今回が良いきっかけになればと思います。

今回は初めてということで、部員同士の知り合いが多く、志望校として被りやすい3校に声をかけさせて頂きました。

今後も様々な大学さんと交流していければと考えています。

 

 

一般的な大学野球のイメージとして、

・部員100人以上の私立大学

・上手くないと入部出来ない、試合に出れない

・野球以外の事が出来ない

等があると思います。

「国立大は滅茶苦茶頭が良くないと入れない」と思っている人もいるのではないでしょうか。

その辺りが実際にはどうなのか、また学生生活の色々な話が聞けると思いますので、高校生の皆さん、3年生だけでなく是非下級生の皆さんに参加して欲しいと思います。

 

 

 

また、今回も監督である私はこの企画にはノータッチです(笑)。

「説明会またやるなら他所にも声かけて合同でやれば?」

の一言をここまで形にしたのは本当に良く頑張ったと思います。

大人の皆様には、一人でも多くの高校生に参加頂けるよう、情報の拡散に是非ご協力下さいますようよろしくお願いいたします。

この取り組みが結果として現れてくるのは数年後かもしれませんが、説明会が無事に開催されますよう、皆様も力をお貸しください。