おっさん野球ノート(元函教監督室)

元北海道教育大学函館校・硬式野球部監督のブログです。

2/18 練習

年明け2回目のフラットピッチ。

今回はキャッチャー座って30前後。

 

傾斜がない分、体の回転が横気味。

カーブとストレート交互に投げて修正、出来たかは微妙。

 

復帰以来ずっと問題なのがストレート投げる時「ひっかく」時がある。

腕速く振りたがる時それ。

 

プライオでピボットスロー挟めば多少マシになるので、試合中はイニング間に入れなきゃダメかも。

でも社会人キャッチボールダメなのか、なんか解決策考えないと。

 

右のイン投げるのはひっかいてもぼちぼちの球が行く。組み立てで修正するとしたらそっちかな。

 

 

10/8 OP戦

いつもお世話になっております。

 

ブログ眠らせておくのももったいないので、せっかく現役復帰したという事で今後は野球ノートがわりに使います。

自分用の振り返りなので読みやすさゼロですし、ほぼ感覚論なのでためになることは無いと思いますが、「どうせなら見えるところに書いた方が続くだろう」って理由だけでやっていくのでご了承ください。

 

 

甲田 義和⚾️ on X: "ここで野球も一区切りにしようかと悩みましたが、函館太洋倶楽部さんにお誘い頂き“選手として”お世話になることに決めました。 現役時代を知っている方はご存知の通り元々大した選手ではないですし、9年ぶりに選手復帰して通用するほど北海道の社会人野球が甘いとは思っておりません。" / X

 

 

チームに合流後早速10/8にOP戦に使って頂きましたので、今更ながら備忘録。

 

【起用】

・8番サードで先発→5回から3イニング登板

 

【打撃・走塁】

テーマ「振れる球全球振りに行く・一生懸命走る」

 

結果 4打数1安打(ニゴ、三ゴ、中2、空振)

 

・「振る」だけは出来たが逆に言うと「振ろうと思わなければ振れない」状態なので、出来るだけ早く「打ちに行ったら振れている」状態に持っていきたい(感覚論)。

 

・2打席目の三ゴは自分にがっかりした(打球見るまで本気でホームランだと思っていた)。

ただゴロ2つ打った次の打席にセンターフライ打ちに行って本当に打てたのはOK(ただ偶々落ちただけで本当にセンターフライだった)。

 

・走塁は元々得意ではないが現状そのレベルですらない。

打球判断以前に「走る練習」が必要(走れない)。

 

 

【守備】

守備機会3(ゴロ→1塁送球×2、ライナー1)

ノーエラー(悪送球カバーしてもらったの1)

 

.守備は実戦形式の練習で数合わせに守っていた分比較的マシ。

 

・これだけブランクがあれば「自分より左側を捕って投げる」苦手意識が無くなっているかと思ったらそんなに甘くなかった。

逆に雑にランニングスローに行く勇気。

一塁の岩田君上手すぎるので今後も頼る。

 

 

【投球】

テーマ「とりあえずストライク投げる」

 

結果 3イニング無失点(無安打無四死球エラーのランナー1の打者10人)

※追記

7イニングなので一応セーブつきますね。

とりあえず記録ついて嬉しい。

 

・「気持ち良く立てる」のを昔から一番大事にしてたのでそれは出来たのでOK。

次回はクイックのセットでも出来るかどうか。

 

・「自分が今どれだけ投げられるのか」「投げられたとして誰にどこまで通用するのか」がまだまだ手探りなので、そこの格付けが終わらないことには目標設定が難しいところではある。

ただストライクさえ入ればある程度は誤魔化しが効きそう。

 

・ずっとバッピやってたお陰で「早く肩を作る」「とりあえずストライクを取る(良くも悪くも)」の2点は学生時代より明らかに能力が向上していると感じた。

 

・組み立てやランナー出してからの投球はまだ全然試し足りないので来年が待ち遠しい。

 

・体力的な面は明らかに衰えているものの、球速自体はほぼ落ちていないし、コントロールや変化球の使い方の幅は学生時代より向上しているはずなので、後はバッピしかやっていなかったお陰で欠落した実戦感覚と闘争心を取り戻せるか。

 

 

 

 

 

 

雑ですが今後も練習や試合で気が向けば書きます。

今後ともよろしくお願いします。

来年度部員募集について

いつもお世話になっております。

 

本日推薦入試の合格発表がありました。

合格された皆さま、本当におめでとうございます。

また、一般入試での合格を目指す皆さまはここからが勝負の時期かと思います。

お体に気をつけて頑張ってください。

 

 

さて、表題通り来年度の部員募集のお話です。

かねてよりお知らせしていました硬式野球部のパンフレットの件ですが、HPへの掲載が遅くなり申し訳ございません。

取り急ぎ下記リンクよりご覧いただけますので、是非参考にしていただければと思います。

完成版.pdf - Google ドライブ

 

大学受験生や教員、指導者の皆さまだけでなく、下級生や中学生の皆さまにもご覧いただき、弊部だけでなく「地方国立大の野球部」を進路とする球児が1人でも増える手助けとなれば幸いです。

 

 

弊部の今後ですが、近年の部員減少、上級生の引退に伴い、正直なところ来年度の公式戦出場が難しい可能性があります。

もちろん何事もなく試合に参加できるだけの入部がある可能性もありますが、野球推薦が無く4月以降でなければ部員数が確定しない関係上、どちらの可能性もあると言わざるを得ない状況です。

 

しかしながら、部員減少の主な原因であるコロナ禍が終息に向かいつつあり、教員になったOBが増えているなど、近い将来状況が好転する材料は多くありますので、今後も指導者として、一OBとしてサポートを続けていくつもりです。

 

活動の環境ですが、部員数が少ないため実戦練習の難しさはありますが、逆に個々の技術・鍛錬に向き合える状況は出来つつあると思います。

OBの皆さまのサポートもあり、バッティングマシンはもちろん、投打の練習器具、テクニカルピッチやBLASTなどセンサー類も導入しており、やる気次第で投手野手問わず個々の能力を伸ばせる状況は整ってきました。

また人数が少ない故の、個々人の希望に応じた練習メニューの柔軟な選択も可能です。

 

一選手としての能力を伸ばしていきたい、チームを一から作っていきたいなど、やる気と希望を持った新入部員をお待ちしています。

 

 

ネガティブな情報が多くなってしまいましたが、来年6月愛別球場で開幕を迎え、秋季リーグⅠ部で戦うことを諦めた訳ではありません。

 

今後とも部員に対して温かいご声援を、私に対して厳しいご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2022春入替戦⚾️

いつもお世話になっております。

 

6/18(土)、6/19(日)に行われた北海道学生野球連盟Ⅰ部Ⅱ部入替戦は1勝2敗となり、Ⅱ部リーグ降格が決まりました。

 

 

 

現地観戦していただいた方々だけでなく、多くの応援のご連絡も頂き誠にありがとうございました。

不甲斐ない結果となり、皆様の応援に応えられなかった悔しさで一杯です。

 

選手は本当によく頑張りましたが、偏に監督である私の力不足が招いた結果です。

知識、指導、采配、コミュニケーション等、まだまだ至らない点を一から見直し、選手を助けられる指導者になれるよう実力を磨きたいと思います。

 

正直なところ気持ちの整理がまだつかない状況ですが、Ⅰ部残留が続きながら中々殻を破れなかったチームにきっかけを頂けたと、何とか前を向いてやっていくしかないと考えています。

 

前回のⅡ部降格は2015年春、当時の4年生の活躍で秋の入替戦を勝利し、1季での再昇格でした。

この再現は簡単な事ではないですが、来春Ⅰ部で戦うことを目指し、この夏の練習に取り組みたいと思います。

 

 

今後とも変わらず学生たちに応援を頂ければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2022春季リーグ総括⚾️

いつもお世話になっております。

2022年度春季リーグは、10敗の6位となりました。

 

 

 

9戦がコールドでの決着となり、不甲斐ない試合を続けてしまいましたが、それでも変わらず応援して頂いた保護者、OB、関係者、そしてファンの皆様、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

 

4月に入ってからの活動再開、一年生は更に1週間遅れての合流という事もあり、守備や走塁、サインプレーでミスが続くなど、練習・実戦不足がモロに出る形となってしまいました。

入替戦までの1ヶ月弱、少しでも改善出来るよう徹底して準備していきます。

 

良かった点は正直少ないですが、投手起用を予定通り行えた事と一年生が活躍した事が挙げられるでしょうか。

 

投手起用について目指す事は複数あるのですが、先発投手のローテーションに関しては(結果はどうあれ)予定通り行えたのかなと思います。

1シーズン通して先発で回った事が無かった4年生の原(札幌手稲)が、月火開催だった第2節は1戦目、それ以外は2戦目に固定しおよそ等間隔で登板でき、その他の試合は3年生の井口(札幌新川)と1年生の木村(苫小牧東)を入れ替えながら起用することで、負荷を分散させながら5節を迎えることが出来ました。

 

結果的に大差の試合が多く無理をさせる場面も少なかったですし、「投げさせない事が偉い」のは少し違うと思っているのですが、例年3.4節の辺りであった肩肘の張りなど軽い故障による登板回避が今年はなかったことを考えると、この方針も間違いではないのかなと思います。

 

入替戦では多少無理させる起用にもなってくると思うので、救援のみの起用だった4年筒井(札幌新川)、2年宮内(滝川)も含めた5人で改めて競争してほしいです。

 

 

また、今年度の1年生は選手2名と少し寂しい状況ですが、2人とも初めてのリーグ戦で緊張する中よく頑張ってくれたと思います。

投手の木村は球数を徐々に伸ばしながらの起用でしたが、予定よりも早い仕上がりで開幕戦から登板でき、光るところを見せてくれました。

四死球が少し多い所、投球テンポが今後の課題でしょうか。牽制、フィールディングの面は悪くないので、一皮剥ければすぐリーグでも通用する投手になれると思います。

本人も尊敬する、苫小牧東の先輩である上野投手(旭教大)に追いつけるよう伸びていってほしいですね。

 

田尻(旭川実業)はチーム事情や本人の希望もあり、高校時代の外野手から遊撃手へのコンバートとなりました。

準備期間が2週間のみだったこともあり1.2節はミスも続きましたが、最後まで折れることなく遊撃をフルイニング守り抜きました。

打撃面も木製バットに苦労し打率も伸び悩みましたが、四死球での出塁や進塁打を積み重ね、最終的にチームトップとなる3打点を挙げました。

徐々に守備も上達しているので、入替戦でもチームを引っ張る活躍を見せて欲しいと思います。

 

 

 

入替戦は6月18日(土)、19日(日)に愛別球場で行われる予定です。

難しい試合になると思いますが、チーム一丸となって秋のⅠ部を勝ち取ります。

 

今後とも応援よろしくお願いいたします。

2022春開幕⚾️

いつもお世話になっております。

ブログの更新は久しぶりとなりました。

 

さて、遂に明日春季リーグの開幕を迎えます。

昨年は春4節を直前で辞退し、その後公式戦に出場出来ませんでした。

冬のまん防期間も活動が出来ず、練習再開は4月に入ってから。準備不足は否めませんが、毎試合全力でぶつかっていきたいと思います。

 

 

今春の目標は「私立大学よりも上の順位」「I部残留」の2つです。

 

平成17年春のⅠ部初昇格以降、リーグ戦において函教が私立大学よりも上の順位に立てたことはありません。

連盟全体のレベルを上げるためにも、我々国立大学勢の奮起が必須だと思っています。

1つでも多く金星を上げ、リーグ戦を盛り上げるチームになりたいですね。

 

そして「I部残留」ですが、監督就任以降リーグ“開幕前”にこの目標を口にしたことはありませんでした。

昨年までは「Aクラス入り」の高い目標を掲げ、それによりチーム力を底上げして行こうと考えていたためです。

しかしこれは「目標の下方修正」ではありません。

 

連盟公式Twitterでは昨秋より「#do6pride」のハッシュタグを利用しています。

道六、つまりⅠ部6チームの中にいる「誇り」。

上を目指すばかりで失っていた視点でした。

 

また今冬、活動が出来ない期間に過去の記録を振り返り、先輩方がどれだけの苦労でⅠ部に昇格したのか、そしてその場で試合が出来る事がどれだけ恵まれていたかを、少しですが学べた気がしています。

 

だからこそ守るためではなく「未来の誇り」を勝ち取るために、I部残留を狙って掴みに行きたいと思います。

 

 

そしてリーグに参加するにあたり、多くの方々にご尽力頂きました。

今春も6チーム揃った開幕とはいかず、いつどのチームがどうなるかわからない状況ではありますが、全力でプレーする姿を通して感謝を伝えられればと思います。

 

5週間の長い戦いですが、今一度皆様の応援で背中を押して頂ければ幸いです。

 

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2021年買って良かった本 3選⚾️

いつもお世話になっております。

 

クリスマスも終わり、2021年も残りわずかとなりました。

今年は残念ながら練習や試合を行う事が出来ない期間が長かった分、野球やトレーニングに関する書籍を購入する機会が多くありました。

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優劣はつけづらいのですが、ジャンルに限らず3つに絞って簡単に紹介してみます。

 

 

理論物理学が解明!究極の投球メカニズム / 坂井伸之

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投手に関する書籍は今年だけで10冊前後読みましたが、一つだけ挙げるならばこれが浮かびました。

 

物理学的な視点から「理想的な投球フォーム」を解説した本です。

「理想的な動きとは」

「その動きを実現するにはどこが動くのか」

「そこを動かすには力は入れるのか抜くのか」

感覚的な話ではなく動き自体を解説した本なので、書かれていることを実現するためにどう表現して選手に伝えるのか、そのための練習メニューはどうするのか等、どちらかというと「勉強のきっかけになる本」だと思いました。

 

 

 

 

 

 

DAYS 42 / 安田剛士

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元々漫画や小説しか読まない人間だったのですが、ずっと集めていた漫画の一つが最終巻を迎えました。

漫画だと野球よりサッカーの方がよく読むかもしれません。

この漫画の中澤監督というキャラクターが好きで、選手と監督の関係としてはこれが理想なんじゃないかとも思っています。

 

漫画や小説は実用的ではないと言われがちですが、娯楽以外にもメリットは色々あると思っています。

中でも一番は「多くの表現を知れる」ことでしょうか。

指導をしているとオノマトペ一つとっても場面によって刺さる言葉は変わってきますし、意図せずとも多くの単語が自然と入ってくるのは大きいです。

 

 

 

 

 

競技力向上のためのウェイトトレーニングの考え方 / 河森直紀

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今年一番ためになった本だと思っています。

競技スポーツにおけるウェイトトレーニングの役割について解説された本です。

 

特に「特異性の原則」について、近年疑問に思っていた事が整理されました。

メニューの選択やスケジューリングなど今冬の練習にとても活かされています。

「テーパリング」や「フィットネスー疲労理論」についてもう少し詳しく書かれたピーキングのためのテーパリングも合わせて紹介します。

 



 

こちらで紹介した本に限らず、部員に貸し出して読ませたい本が何冊もありました。貸出用を買って部室に置いてもいいですね。

 

今年つけた知識を指導にしっかりと活かせるよう、また改めて整理して2022年を迎えたいと思います。